創業180年の漆器の老舗がディオールと取引開始【海外展示会挑戦記】


▲2005年に初めて北米最大のギフト展「NY NOW」に出展し、日本食レストランを中心に取引が始まった

現地アドバイザーに従う
井助商店(京都市)@「メゾン・エ・オブジェ」(仏)

漆の材料を扱う創業180年の漆器の老舗、井助商店(京都市)は、7年前に日本のデザイナーやフランス人のアドバイザーと組み、漆器ブランド「isuke」の展開を始めた。海外では3年前にPRを始め、パリで行われるインテリアとデザイン関連見本市「メゾン・エ・オブジェ」に出展した。アドバイザーの指示どおりに展示したところ人気ブランド、クリスチャン・ディオールのセレクトショップで採用され、取引が始まった。「欧州では漆という素材や漆器を知らない人がほとんど。素材が分かるように木目を見せた。漆はワンポイントでしか塗っていないが、それが良かったようだ」(沖野俊之社長)

▲「関税や輸送費などについても勉強する必要がある」(沖野俊之社長)

だが、卸先では良い出会いに巡り合えず、現状は数店の小売店と直に取引しているという。海外展開で難しいのは、取引の方法だ。直にやり取りをすれば

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