モバックショウ

【開催概要】
会期:2月20日(水)~23日(土)
会場:幕張メッセ 
主催:(協組)日本製パン製菓機械工業会
出展者数:254社
来場者数:3万6142人(うち海外4107人)

アジア各地から団体で来場

 製パン・製菓産業の展示会「モバックショウ」に、海外から4107人の来場者が集まり前回の1.5倍に増えた。各国の業界団体として参加した来場者が増えているようだ。中国、台湾、韓国などアジア圏の来場者が特に多かった。

 製菓機械の開発を行うマサミ産業(埼玉県川口市)のブースに参加した渡辺信吾さんは、海外の大手製パン・製菓メーカーの工場長や現場社員が10人ほどの団体で歩く姿を何度も見た。これまでに5回以上出展しているが、海外来場者の姿をこれほど見た経験は過去にないという。

 中国では製パン・製菓機器の需要が高まっている。今回、海外来場者の4分の1を占めたのも中国人だ。主催の日本製パン製菓機械工業会(東京都中央区)の有賀義訓氏によると「中国でよく食べられている「月餅」を作るのに必要な、包餡機を探す人が多い」という。

 昨年、中国で開催された「ベーカリーチャイナ」に出展した製パン・製菓用品の遠藤孝商店(新潟県燕市)の野村堅司部長は、世界各国のメーカーによる出展が5年前に比べ数倍に増えたことを実感したという。

 食材や香料の市場でも中国の存在感は高まっている。バニラビーンズの価格が数年前の10倍程度に跳ね上がったのも、中国での消費量が増えたことが影響しているという。食品香料を製造するミコヤ香商(東京都渋谷区)のブースにも、多くの海外来場者が訪れた。だが、大半は試供品を確かめる程度だった。上田康司さんは「我が社でもバニラ香料の需要は増えているが、今回はサンプルを持っていくだけの人が多かった」と話した。

 チョコレート製造機械装置の専門メーカー、オサ機械(横浜市)では、名刺交換をした来場者の3~4割が海外来場者だった。だが、海外販売を担う代理店がなく、本格的な海外展開には踏み切れていないという。「チョコレートは気温が高いと溶けてしまうため、東南アジアで弱く、需要が少ない」(村野晃さん)

 国内市場では、人口減少から現場の手間を省く冷凍生地の需要が高まるなど、省人化に向けたニーズが高まっている。だが、パンの生産数は今も微増が続いている。「国産小麦の価格も下がっている」(有賀氏)といい、見通しは明るそうだ。

▲日本製パン製菓機械工業会(東京都中央区) 有賀義訓氏

モバックショウどうだったの??
出展社に聞く『今回、どうだった?』
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インドネシアやタイからも

大進(大阪市)

数年で一気に外国人が増えた。もともと中国、韓国、台湾が多かったが、最近ではインドネシア、タイ、ベトナムの方の姿も増えた。10回以上出ているが、新規は少ない。我が社としてはお祭り感覚で、業界が盛り上がってくれればという感じで出展している。


関心高い中華まんの製造機

滝川工業(兵庫県加古川市)

業務用の蒸し器に強みを持つ。この展示会はパン店の来場が多いので苦戦中だが、中国には大量に中華まんを製造できる機械がないそうで、興味を持って見てくれた。ブース来場者の割合は日本が

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