MICE誘致目指す自治体が出展『国際MICEエキスポ(IME)』

国際MICEエキスポ(IME)
会期:2019年2月28日(木)
会場:東京国際フォーラム ホールE2
主催:(一社)日本コングレス・コンベンション・ビューロー(JCCB)日本政府観光局(JNTO)
出展者数:100団体
来場者数:513人

国際会議誘致 険しい道のり

 国際会議、学会、インセンティブ旅行、企業ミーティングの主催者が来場するMICE専門の商談会「国際MICEエキスポ(IME)」では、出展した自治体や観光協会担当者が成果を出せずに苦しむ姿が多数見られた。出展した自治体の目的の多くは、海外からMICEを誘致することだ。海外でMICEを主催・運営する担当者は来場しているが、資金援助などの要求に対して条件が折り合わず、誘致に至らないケースが多いようだ。

資金の補助を求められることも

 「会場や宿泊施設の問題をクリアしても、金銭的なバックアップを要求される」。そう話したのは、岐阜観光コンベンション協会(岐阜市)の佐野俊彦部長だ。海外MICE誘致を狙う出展者のための特別商談会「Meet Japan」にも参加したが、手応えはいまひとつだった。国際会議のキーパーソンと7、8組との商談にいたったが、資金援助を求められ、その場で応えることができなかった。設立されたばかりの組織に誘致を呼びかけると、ほとんどの場合、援助を求められ、ある組織からは3年間で3000万円と言われた。「我々だけでは賄えない。県庁に相談してみるが…」(佐野部長)

 10回以上出展している徳島観光協会(徳島市)も、国際会議を誘致できない。県内のMICE実行案件は年会200件あるが、学会がほとんどで、国際会議は2~3件にとどまる。国内案件は徳島大学と連携したPRや学会への営業活動で実績につなげた。海外向けには医学系セミナーに参加し、関係者とのネットワークをつくっている。インセンティブ旅行では成果が表れ、中華圏や韓国を中心に年間2~3件誘致できるようになった。だが、会議の誘致は難しい。


▲MICE誘致で県内の別府市や由布市との競合もあると話した大分市の児玉誠吾主査

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