出展者の口コミ、前編はコチラ

書店が新たな取引先に

サンエイ（京都市）

　ジュエリーボックスなどのパッケージ製造。関連百貨店、東急ハンズ、ＬＯＦＴなどのバイヤーが少ない気がした。理由は分からない。インテリアやジュエリーメーカーは来た。

　大手書店チェーンと出会うことができた。雑貨を扱うところも増えており、新たな取引先として展開できれば。動画で来場者にPRできるギフトショー・TVもやってみた。動画を見たという声はちらほら届いた。別途費用が必要なく、抽選で選ばれる仕組み。一日の名刺交換枚数は30～40枚くらい。

海外バイヤーの来場目立つ

アペックス（群馬県高崎市）

　インテリア・雑貨の輸入商社。ドイツ雑貨を扱い始めたことを機に卸業者を探すために出展。以前は小売店に直接卸していたが、大手小売店などとつながる卸業者やバイヤーに依頼する方が効率的。10回以上出展しているが、毎回新規顧客と会えているので有意義だ。昔に比べて海外の来場者も増えた。以前は小売店かカタログギフトがメインだったが、とにかく来場者層が細分化している印象だ。今回は上海やタイ、最も遠いところではチリのバイヤーから製品を扱えないかという問い合わせをもらった。名刺交換枚数は一日平均で60~70人くらい

多機能製品にニーズ

ビオトープ（東京都港区）

　フィンランドのアパレル製品を取り扱う。個人の雑貨店から大手百貨店まで、幅広く来場。基本的に既存客が多く、今期のアイテムを発注するために来場する場合が多い。特に多機能製品は人気。新規はそれほど多くはないが、なかでもやはり小売店が目立った。小売店の方々は、とにかく市場にないものを探している印象を受けた。全体的な来場者は多い気がする。昨年は2週に分かれていたが、今回は1週に戻ったので、そのぶん多く感じるのかもしれない。

小売店から多く来場

晴香堂（奈良県磯城郡）

　出展20回目。芳香剤、消臭剤、洗車用品を製造・販売している。今回は雑貨店や家具販売店からの来場者が多かった。卸より小売店の方が若干多いように感じる。近年、ディフューザーの売り上げが安定してきた。ドラッグストアだけでなく、雑貨を扱う小売店にも興味を持ってもらえた。また、一昔前は敬遠されがちだった合成フレグランスも、柔らかい香りの表現が可能になり支持が集まるようになった。特にホワイトムスクが人気だ。インテリアライフスタイルにも出展しているが、幅広い層が来場するギフト・ショーに対して、インテリア業界に特化している印象だ。