2020年東京五輪のビッグサイト会場問題 総まとめ(後編)【WEB限定】

2020年の会場(ビックサイト)問題

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*◆目次◆*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
前編はこちら
・五輪ビックサイト問題とは?
・ビックサイトが使用できない期間
・なぜ、ビッグサイトをオリンピック施設として使用することに抗議する人がいるのか
・施設利用計画の決定権者は今も見えぬまま

2020年東京五輪のビッグサイト会場問題 総まとめ(前編)【WEB限定】

後編
・高まる反発 小池都知事はどうする?
・デモが止まらない
・最新情報(2018.6現在)
・ビックサイトってどんな場所?
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・高まる反発 小池都知事はどうする?

これまで、小池都知事は業界団体が提出した署名の受け取りに際しても、担当課長に対応させるなど、ビッグサイト問題と関わりを持ったことがありません。(その後、4月29日に幕張メッセで開催された「ニコニコ超会議」の中で「仮設で対応します」とコメントしました。しかし、実態を理解したうえでの回答なのか、疑問が残ります)超党派の国会議員が所属する展示会議連で幹事長を務める公明党の漆原良夫中央幹事会会長は、業界団体に対してもっと声を上げるよう要請し、公明党として都議会でもバックアップを辞さないと述べています。

ビッグサイトは、展示会を商談の場としている企業にとって売り手と買い手が出会う「市場」そのものです。機能としては、食品業界における築地市場となんら変わりません。今行われようとしているのは、市場を潰そうとしている話なのです。日本の産業に大打撃を与えるこの話がこれまで振り向かれなかったのは、関わる企業の大半が中小だったからでしょう。彼らの声よりも優先されてきたことがあったのかもしれません。声に耳を傾けて、実際に動くことができるのは小池都知事や都議会、そして彼らを動かす都民の他にいないでしょう。

展 示 面 積 ゼ ロ の 危 機

業界反発「話が違う」

反対署名 14万4000件へ

小池都知事「仮設で対応」

お願いする話じゃない ~シリーズ五輪の影~

 


・デモが止まらない

参加した約400人のほとんどが展示会の造作や電気工事、リースなどを行う支援会社の社員や家族です。五輪によるビッグサイトの利用制限が生活の基盤を脅かす問題だと訴えています。
展示会主催・支援会社の8割超がビッグサイトの会場問題に対して「いまだ解決していない」と回答したアンケート結果を公表しています。「解決した」と回答したのは全体の約1%にとどまり、ほとんどの企業が現状の対応策に不満を持っていることがわかっています。

デモ とがめにくい

都議選前夜のデモ行進 ビッグサイトを争点に

五輪会場問題アンケート8割超が対応に不満

五輪問題、2度目のデモ

 


・最新情報(2018.6月現在)

東京都は2017年9月28日、五輪・パラリンピックによる2020年の東京ビッグサイトの使用制限期間を短縮することを発表した。これまで使用できないとされてきた5月1~5日の5日間で西・南展示棟が使用できるようになったほか、りんかい線「東京テレポート」駅に建設予定の仮設展示場を7月1~14日と9月10~30日の計35日間にわたって使用できるようになります。

東京ビッグサイト~2020年GWなど利用可能に

展示施設と主催者の苦悩は続く③~シリーズ五輪の影~

それでも抜本的解決にはなっていないのが現状です。

モーターショー 19年は「ビッグサイト中心」に会場問題、不安を抱えた年明け~シリーズ五輪の影~

ビッグサイト問題 道半ば~シリーズ五輪の影~

コミケは合同開催することに決定

コミケ、2020年はGW開催に

今後も、国際イベントニュースでは、五輪会場問題を追っていきます。
次回の更新もご期待ください。

そのほか全記事を見たい方はこちら

 


・ビッグサイトってどんな場所?

東京ビックサイト公式HP

東京国際展示場(東京ビックサイト)

敷地面積 265,751.63㎡

屋内展示場面積 95,420㎡
├東展示ホール 51,380㎡
├西展示ホール 29,280㎡
└東新展示ホール14,760㎡

屋上展示場    6,000㎡


国際イベントニュース 編集長 東島淳一郎国際イベントニュース編集長 東島淳一郎
2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。


長谷川遼平国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平
2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材中。

 

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