イギリスのEU離脱問題 ブレグジットの現場から

 ブレグジットの合意案がイギリス下院で大差で否決されたのは1月15日、29日には代替案7つのうち5つが否決されました。「合意なき離脱」の回避に向けメイ首相の議会に対する働きかけは続きますが、解決の糸口はなかなか見えてきません。現地市民の生活に変化はあるのでしょうか。英国・ロンドンと、オランダ・アムステルダム在住の記者に、身の回りで感じたブレグジットの影響について聞きました。

ロンドン 市民の買いだめ始まる

 合意なき離脱か、離脱協定を結ぶか。イギリスのメディアは、確定しないブレグジットのニュースで持ち切りです。ロンドンでは、デモが頻繁に行われ、大規模なものは、マスコミにも取り上げられます。昨年10月、ロンドン市内中心部で、2度目の国民投票を求める一般市民70万人が集まり、日本でも報道されたのではないでしょうか。

 この原稿は1月23日に書いていますが、数日前も、ロンドン中心部から少し離れた住宅街で、強行離脱に反対するEU残留派200人ほどが参加するデモ行進がありました。報道されることはないこの程度の小規模デモは各地で頻繁に行われています。

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