ブロークン英語でも堂々と商談に臨むことが重要【海外展示会挑戦記】

▲「商習慣の把握や事前のマーケティングは必須。まずは来場者として目当ての展示会に訪れ、雰囲気を知る」と深澤篤社長

ジャパンセル(東京都町田市)
@ユーロサトリ(仏)

謙遜は不要
褒められたらさらにアピール

「ブロークンイングリッシュでも伝えたいことを明確にして商談に臨むことが重要だ。なぜこの展示会に出展したのか、製品の特徴は何か、という質問に答えられないと相手にされない。言葉をうまくしゃべるよりも、何を伝えるかのほうが大切」「日本人は商品を褒められると『それほどでもないです』と謙遜するが、『そうなんです、すごくいいものなんです』とアピールしなければ海外では伝わらない」

精密ガラスの特殊加工技術と自社開発したポータブル型の特殊サーチライトを販売するジャパンセル(東京都町田市)は、5年前から海外展開を始めた。年間10回ほど海外の展示会に出展し、現在は年商8億円のうち海外売り上げが1億円を占める。DSEI(国際防衛装備展・英)を皮切りに、欧州最大の防衛装備展示会「ユーロサトリ」(仏)や、アジア最大の防衛装備展示会「INDO DEFENCE」(インドネシア)にも出展した。深澤篤社長は、インドネシアは人口増加率や成長率の伸びが高いため注力していきたい地域だという。

会場で来場者の足を止めるのに使うのが折り鶴だ。日本の文化としての折り紙を知る来場者は多く、話のきっかけになるという。特に女性は、折り鶴をSNSに投稿することも多い。「会期中、時間が空いたら鶴を折る。並べておくと、みんな喜んで持っていく。それを機に商談につながることもある」(深澤社長)

また、ブースやチラシには日の丸を載せていない。日本の製品は好きだが反日感情も併せ持つ外国人もいるからだ。


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国際イベントニュース 編集部 坪田康佑国際イベントニュース フリー編集者・ライター 坪田康佑
20代後半から出版社に勤務。中小企業向けの経営情報誌「COMPANYTANK」元編集長を経て、40歳でフリーに。2017年から国際イベントニュース編集部にも参加。趣味は麻雀と競馬。学生時代は雀荘で働き、腕を磨いた。

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