半導体や電子部品の製造装置並ぶ ネプコンジャパン【展示会レポート】

主役は車載 こちらも来場者が目立った

半導体や電子部品などの製造・検査機器が並ぶ「ネプコンジャパン」でも、車載製品に使用する部品メーカーの来場者が目立った。ネプコンから派生し同日同会場で開催された「オートモーティブワールド」から流れてきた来場者が多かったようだ。「一昔前は、中国のスマートフォン製造工場で使われる作業機器の需要が中心だった」(レシップ電子・担当者)が、電子機器業界全体が顧客の中心を自動車産業に移している状況が明らかとなった。特に、自動運転や自動ブレーキなど車の安全に関する分野で必要になるセンサーの需要が伸びているようだ。

車載電装品製造のASTI(浜松市)に訪れた来場者の関心は、低コスト化と小型化が大半だった。EV車はバッテリーが大きいため、その他の部品に小型化・軽量化を求めているという。

半導体基板検査機器を開発する協立テストシステム(相模原市)も、従来のパチンコ・スロットなどの遊技機系の顧客に加えて、車載系の電気試験機の需要で伸びを感じたという。

一方で、安全基準など自動車ならではの厳しい品質の要求を実感したという声も目立った。スピーカーやカメラに使う部品を製造する精密プレス加工の伸和精工(長野県上伊那郡)でも、自動車関連製品への使用が増えたが、精度、品質、技術は従来よりも一段上の品質を求められたという。「既存客から『家電から車載用になるので品質が厳しくなる』と言われた」(高山光寿専務)

半導体製造業界を基本とする従来のネプコン来場者層について、出展企業の間では減少しているという声が多く、「オートモーティブワールド」に勢いを感じている


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国際イベントニュース 編集長 東島淳一郎国際イベントニュース編集長 東島淳一郎
2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。


国際イベントニュース 編集部 坪田康佑国際イベントニュース フリー編集者・ライター 坪田康佑
20代後半から出版社に勤務。中小企業向けの経営情報誌「COMPANYTANK」元編集長を経て、40歳でフリーに。2017年から国際イベントニュース編集部にも参加。趣味は麻雀と競馬。学生時代は雀荘で働き、腕を磨いた。

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