【全国DMO巡りvol.17】(一社)萩市観光協会 ゆかりある企業や学校をMICE誘致

▲吉田松陰を祭神とする松陰神社。境内に下級武士や庶民の子弟を教育した私塾、松下村塾がある。高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文らを輩出した

ゆかりある企業や学校をMICE誘致

地元の偉人を観光の目玉に

毛利36万石の城下町として栄えた萩市には、武家屋敷が今も保存されている。江戸時代の地図を片手に歩けば、町そのものが歴史観光資源となる。木戸孝允、伊藤博文、高杉晋作など維新の立役者や、日産・日立グループ創始者の鮎川義介など偉人も多く輩出しており、ゆかりのある企業や大学が日本各地にある。萩市観光協会では、そうした企業や大学にMICE誘致を行う。

昨年10月初開催された日産鮎川義塾の研修会では、日産・日立出身の塾生らが萩を訪れ、今後も継続して開催することが決まった。「萩出身の偉人を“日本の父”と銘打ち、縁のある企業に萩を訪れてもらうようPRする。偉人を多く輩出した萩だからこそ取れる戦略だ」と厚東啓子会長は話す。

課題は、組織力の底上げと人材育成だ。行政と地域住民の連携が必要だが、地域から求められる水準は高い。「地域住民と話す際には必ず『DMOが生まれることで萩はどう変わるのか』と問われる。理想論を並べているだけでは認めてもらえないので、小さなことを積み重ねていくことが重要」(厚東会長)

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