多種ジャンルの展示会出展で顧客数2.5倍【我が社の出展戦略】

▲1年前から展示会への出展を強化し、月1回のペースで出展

SmartHR(東京都千代田区)
@「HR EXPO」「Japan IT Week」他

クラウド労務管理ソフトのSmartHR(東京都千代田区)は展示会の出展を続けて顧客数を2.5倍に伸ばした。3年前に発売したサービスをPRするため、1年前から展示会への出展を強化し、カンファレンスも含めると月に1度のペースで展示会へ出展する。その結果、利用社数は1年間で7500社から1万9000社に急増した。

要因は、「HR EXPO」や「Japan IT Week」など人事やIT関連の展示会効果が大きい。販売対象が集まるので、商談をすぐに始めやすいためだ。最近では、人事・労務に課題がありそうな業界に絞り、業界別の展示会も出展する。小売流通業界向けの「リテールテックJapan」をきっかけに、飲食や小売、医療・福祉分野の展示会に出展した。

これにより、ファッション通販サイト運営のイトキン(東京都渋谷区)や「DEAN&DELUCA」を展開するウェルカム(同)、北海道を拠点とするドラッグストアチェーンのサツドラホールディングス(札幌市)など導入企業のすそ野が広がった。「新しい業界に商品を売る場合、その業界で実績がないと契約をもらうのは難しい。展示会では大手との実績があれば、業界は関係なく営業活動がしやすい。また、業界ごとの課題を知ることができるのも展示会のメリット」(唐澤詩織さん)

失敗もある。「外食FOOD TABLE」では、来場者の大半が仕入れ担当者だったため、見向きもされなかった。「SPORTEC」では一般来場者が多く、ブースに人が来なかった。

▲「リスクはあるが出展するメリットの方が大きい」(唐澤さん)


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国際イベントニュース 編集部 坪田康佑国際イベントニュース フリー編集者・ライター 坪田康佑
20代後半から出版社に勤務。中小企業向けの経営情報誌「COMPANYTANK」元編集長を経て、40歳でフリーに。2017年から国際イベントニュース編集部にも参加。趣味は麻雀と競馬。学生時代は雀荘で働き、腕を磨いた。

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