収穫用の小型ばさみが人気 サボテン(兵庫県三木市)【海外展示会挑戦記】

▲「刃物の街・三木から、世界へ挑戦したい」と話す石田昌宏社長(左)

植物性オイル使った環境配慮も好評価

日本から初出展した園芸用具専門メーカーのサボテン(兵庫県三木市)は、簡単なメンテナスで長く使える園芸用のはさみを出展した。ブースに集まったのは、プロの園芸家や園芸の愛好家が多かった。注目を集めたのは、持ちながらでも両手で作業ができるはさみだ。イチゴやトマトなど、細かい手作業を必要とする収穫に使えるという声が多かった。 

日本では、枝・竹・プラスチックなど切断する素材に応じて道具が細分化している。一方で、海外では多様な用途に対応する製品が多い。サイズや用途が異なる製品を展示したところ、珍しさから購入希望者が多く現れた。

サボテンは、サビ止めなど刃物に使用するオイルに、以前から植物性のものを採用してきた。利用者の傷口から浸透する可能性を考えて、安全性を考慮したからだ。園芸関係者は環境意識が高いため、会場での反応も非常に良かったという。

今回は販売代理店を探すことが目的だった。以前は商社を通じて輸出していたが円高で利益が出なくなったことや、安価なアジア製品の流入から、国内市場に集中した。だが、海外から注文が止まらなかったため、ツテもないまま今回の出展に至った。昨年は、モスクワやケルンの展示会にも出展し代理店開拓で成果を得た。「刃物の街・三木から、世界へ挑戦したい」(石田昌宏社長)


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芳賀 裕香芳賀 裕香
フリー編集者・ライター。2014年よりカナダに渡り、バンクーバー、レイクルイーズを経てトロント在住。教育・人材業界でWEB・紙面の編集者/ライターとして勤務後独立。経済全体を取材し、カナダの住宅、不動産、旅行事情を様々な専門メディアで執筆中。2018年より国際イベントニュース編集部にパートナー参加。

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