製造業の国内回帰 来場者増加 [口コミ]@ 国際粉体工業展 東京(前編)

国際粉体工業展 東京

【開催概要】
会期:2018年11月28日(水)~30日(金)
会場:東京ビッグサイト東1~3
主催:一般社団法人日本粉体工業技術協会
出展者数:295社
来場者数:1万7966人
同時開催展:粉体工学会、秋期研究発表会

製造業の国内回帰が影響し、来場者増加

紛体工業展」に出展するのは工業製品、食品、医薬品、建築資材に使われる原材料の製造装置や検査機器だ。来場するのは原材料メーカーや、原材料を使用するメーカーの開発担当者が多い。出展企業からは設備投資に積極的な来場者が増えたという話が多く聞かれた。小規模工場から自動・省人化対策を求められたようだ。実際に前回に比べ、全体来場者は1200人増加した。

20回以上出展している紛体機器の総合メーカーホソカワミクロン(大阪府枚方市)は、通信につながり遠隔操作ができる機械を紹介した。将来的には工場の稼働状況や回転数の変更を、外部にいる担当者がスマートフォンから行える技術だが、まだ導入にはいたらないという。高額な初期投資に比べ、劇的な生産性向上にはならないことが要因だ。だが、3日間で1500人がブースを訪れ、担当者は景気の良さを話していた。

原材料を高温処理する機械を製造する高砂工業(東京都中央区)には、電池材料、触媒、セラミックスなどのメーカーが訪れた。特に、電気自動車やスマートフォンで使用される二次電池製造に関わる企業の来場が多かった。品質の向上を目指した異物混入を防ぐ技術への要望が高かったという。

紛体・パウダーを自動で袋詰めする機械メーカー、中島製作所(京都市)には、食品メーカーの来場が多かった。今まで人力に頼っていた作業を機械化したいという相談が多く、人手不足に悩む中小企業を中心に3日間で300人と商談を重ねた。

廃コンクリートやガラスなどを砕く破砕機メーカーの前川工業所(大阪府大東市)にも様々な製造業関係者が訪れたが、数年前に多かったレアメタルに関する話が減ったという。ブース来場者は前回よりも増えたが、「同業他社が倒産した影響があったように思う」と担当者は話した。

 

さてさて、出展者の皆さん、今回どうだった?


小規模事業者の設備投資活況

中島製作所(京都市)

粉体やパウダーを自動で袋詰めする機械を展示した。さまざまな業界の人が来場したが、中でも食品系メーカーの来場者が目立った。多くの来場者が、人手不足解消のための省力化と製造ラインの自動化を求めている。
前回に比べて全体的に来場者が多く、景気の良さを感じる。製品を検討する前向きな意見がいつもより多く聞かれた。特に小規模事業所で今まで人力に頼っていた部分を機器で賄いたいという声が多数あった。

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