▲大手自動車メーカーから改造用部品メーカーまで426社が出展した

軽自動車向けのパーツ増える

改造車愛好家向けのイベント「TOKYO AUTO SALON」では、軽自動車向けの改造用部品の展示が目立った。限られた顧客層に向けた商品を並べて、差別化を図る企業が増えたようだ。ミニバンや大型車の改造も増えており、高級車が主流だった改造車の市場でも趣向の多様化が進んでいる。

改造用部品メーカーの愛知県安城市)は、スズキのRV軽「ジムニー」の改造車をつくり、専用部品とともに展示した。軽自動車の部品を求める人が増えたからだ。チェーンやオイルなどの付属品を販売するアクセル(東京都品川区)の田中正樹社長も、軽自動車用の商品を求める客が増えていると話した。

ホイール専門メーカーのスーパースター(大阪府柏原市)は、ミニバンや大型車用のホイールも用意して、幅広い顧客の要望に備えた。「昔は高級車向けがほとんどだったが、今はミニバンが逆転している」(山田勝弘所長)

車高を上げたいという要望も多く、かつてのように「改造車=車高を下げる」という市場ではないという。「改造車の市場が多様化しており、部品メーカーも対応しなければ生き残れない」

アジアから来場者増加

アジアのバイヤーが増えたという声も多かった。日本精機(新潟県長岡市)では、中国、香港、マレーシア、インドネシアから、現地代理店の紹介や直接購入の交渉に訪れた人が多かった。「アジア圏でも、日本製のカスタムパーツの人気が高まっている」(今井裕二さん)

出展企業の多くは個人の愛好家に向けたPRで、会社の知名度向上を目指していた。T―BOLANや荻野目洋子さんのライブイベントなど、主催も個人客の来場増を目指した施策を打った。運営するサンズ(東京都新宿区)の高橋浩司取締役は「東京モーターショーが将来の車社会や車技術を展示する未来型の展覧会なら、こちらは車を楽しむのがコンセプト」と話した。


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国際イベントニュース 編集部 坪田康佑国際イベントニュース フリー編集者・ライター 坪田康佑
20代後半から出版社に勤務。中小企業向けの経営情報誌「COMPANYTANK」元編集長を経て、40歳でフリーに。2017年から国際イベントニュース編集部にも参加。趣味は麻雀と競馬。学生時代は雀荘で働き、腕を磨いた。

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