第四回 今日の中国~春節に実家に帰る時代は終わった〜

▲厦門は中国有数の観光地、国内全土から人がやってきます。

昨晩遅く日本より廈門に戻りこのコラムを書いています。夜の22時ですが私の家がある中山路には中国各地から来る観光客で、昼間以上にたくさんの人が歩いています。廈門は、中国人が一度は訪れたい場所として、毎年3位以内に選ばれる国内有数の観光地なのですが、加えて、今この原稿を書いている10月5日は、中国の独立記念を祝う「国慶節休暇」(10/1~7日)の真っ最中です。
中国には、学校も会社も休みなる長い連休が1年を通して2回あります。一つは、旧正月を祝う「春節」です。日本でも、年末年始は1週間前後の休みとなり、家族や友人たちと「お正月」を祝うのが馴染みの光景だと思います。中国でも元旦から3日までが連休ですが、家族皆で会うのは「春節」です。日本でも「中国人の大移動」と銘打って、様々なニュースやドキュメンタリー番組が放映されると思います。

しかし、近年、地方都市において雇用や文化水準が上がっているため、以前のような都市部への集中した就業状況は見慣れなくなりつつあります。そのため、日本のマスコミが制作する24時間以上かけて1年ぶりに再会する親子、のような状況は、全く無くなった、とは言いませんが、かなりのスピードでなくなりつつあります。
当然、休暇の過ごし方も変化しているわけです。近年流行しているのは、「旅行」です。日本に大挙して中国人が訪れているので、説明は不要ですね。これは、よく言われるように、ビザ発給の緩和が中流階級にまで及んだ事が大きな要因であることは間違いありません。しかし、中国人の休暇を過ごすスタイルが大きく変化していることにも是非着目してほしいのです。

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