Japan IT Week 秋

会期:10月24日(水)~26日(金)
会場:幕張メッセ
主催:リード エグビション ジャパン
出展社数:750社
来場者数:5万3212人
併催:AI・業務自動化展、店舗ITソリューション展、IoT/M2M展、通販ソリューション展、ビッグデータ活用展、データセンター展、モバイル活用展、Web&デジタル マーケティングEXPO、情報セキュリティEXPO、クラウド コンピューティングEXPO

開催9回目のIT専門展で、回を重ねるごとに新たな切り口の併催イベントを増やしている。出展者は昨年から100社増の750社。人工知能(AI)やビッグデータ、IoT(モノのインターネット)などのソリューションの展示が多いが、この1、2年はRPA(ロボットによる業務自動化)やチャットボット(テキストや音声を通じて会話を自動的に行うプログラム)などの出展も目立ち、クラウド関連も増えた。
来場者の職種は、企業の情報システム、マーケティング、経営企画の担当者など。全国から5万人超が来場者。Japan IT Weekは春、秋、関西の年3回開催だが、「春の来場者は情報収集レベルが多いが、秋の来場者は本気度が高い」と評する出展者が多い。


さまざまな担当者と知り合えた
セインジャパン(茨城県守谷市)

当社は空気圧製品、油圧製品などの輸入・販売業者で、主な顧客は工場設備、造船、建設機械の関係者。今回はメーカーや設備、インフラ、サーバー関連など幅広い来場者と出会えた。IT系の展示会は、製造業系の展示会では絶対に出会えない人たちと出会える。50人ほどの来場者とじっくり話し込むことができた。


AIよりもRPAに追い風
FCEプロセス&テクノロジー(東京都新宿区)

淳国際RPAで出展した。人手不足解消や業務効率を求める幅広い業界のシステム部門、事務部門の担当が訪れた。RPA自体の認知度が格段に上がったこともあり、具体的な事例を聞かれることが増えた。
RPAはAIよりも業務効率化において即効性があるため、大手から中小で順次導入が進められている。今回はパンフレットを約7000枚配布して、リードも1000社を超えた。


人手不足解消ニーズを感じた
JCCソフト(新潟県上越市)

技術者を効率的に配置する人手不足対応システムを展示したところ、狙い通り、大手・中小ゼネコンのシステム担当者を集客できた。初出展ながら目標の250人を超える来場者と名刺交換でき、手応えを感じたので、さっそく来年開催の「春」にも申し込んだ。どれだけ成約につながるかが楽しみだ。


ウェブマーケティングに興味を持つ人増えた
Core(東京都港区)

ここでは客層が多岐にわたりすぎていて、ウェブマーケティングに関心を持つ人を探すのが難しかった。地方からの来場者も目立ったが、今のところ都内の顧客しかフォローしていないので、その点も当社には微妙だった。
とはいえ、ウェブ広告の効果が薄れ始める中でウェブマーケティングの必要性を感じている来場者は多かった。リードは約3000件で、受注につながるのは0・5%だが、費用対効果では十分プラス。
来場者との相性は「アドテック東京」の方が良かった。


目的が明確な来場者目立つ
エイビット(東京都八王子市)

「Japan IT Week春」に比べて、明確な目的を持つ来場者が多い印象だ。春は勉強を目的とした新入社員が多数来場するが、秋の来場者は質問が専門的で、本当に関心を持っているのだということがわかる。今回は昨年よりも明らかに来場者が増えた。
移動体通信用計測機器の開発・販売を手掛けている。国土交通省の依頼で作った河川水位情報を把握できる危機管理型水位計を展示したところ、「この技術を使った別の製品をつくってほしい」など意外なニーズがあった。


ビッグサイトより来場者の質良い
スプリームシステム(東京都豊島区)

東京ビッグサイトと違い、わざわざ幕張まで来てくれるせいか、来場者の質が良い。当社の客は店舗を経営する企業が中心で、次につながりそうな来場者と出会えた。名刺交換は400枚以上だった。


春よりも決裁権者が多い
ディーポ(北海道札幌市)

SEO対策で出展。情報収集の担当者が多く来場する春よりも、秋の方が決裁権を持つ方が多い印象だ。販売代理店契約をしたいというオファーもあった。
昨年よりも東京以外の人が多く全国から来場していた。名刺交換はざっと300枚。


想定通りの客と出会えた
コンシェルジュ(東京都千代田区)

AIチャットボットを出展。業務効率化の課題を抱える、事務・総務や情報システムの担当者の姿が目立ち、狙い通りの来場者とも出会えた。当社のチャットボットのデータはお客側で用意しなければならないが、そのデータ自体を自動化したいというニーズもあった。製品化も考えたい。


セキュリティニーズに陰り
テクノル(青森県八戸市)

ネット向けのセキュリティ製品を手掛けている。事務機器関連企業の販社を開拓したくて出展した。用意したカタログ350部がさばけて、名刺は250枚くらい交換できた。
セキュリティのニーズ自体は以前に比べて弱くなったように感じた。一昔前は標的型攻撃やランサムウェア(身代金要求型不正プログラム)などの問題があったが、ここ1年ほどは落ち着いている。


3日間でリード5000件
サイバーセキュリティクラウド(東京都渋谷区)

セキュリティソフトで初出展した。「ウェブセキュリティをしたいが何をしていいか分からない」という企業の担当者が多数ブースに訪れた。サイバー攻撃の脅威が高まる中、対策を検討する企業のニーズが高まっていると感じた。
展示会への出展自体が初めて。9小間という大きな枠でスタッフ15~20人、コンパニオン7人を配した。3日間で5000件のリードを獲得でき、予想外の盛況ぶりに満足している。

【出展者が挙げた競合展示会】

Japan IT Week 春

2019/4/10~12 @東京ビッグサイト
主催:リード エグビション

ジャパンアドテック東京

2019/11/27・28 @東京国際フォーラム
主催:コムエクスポジアム・ジャパン

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