中国人が増加 アジア周辺国の来場者は減少【海外展示会挑戦記】

▲「商売が最もやりやすいのは台湾」と話す森理之執行役員。日本で基準をクリアしている商品であれば規制が緩く、輸出につながりやすいという

東洋発酵(愛知県大府市)
@「Cosmoprof Asia」(香港)

健康食品や化粧品の原料開発・OEM生産する東洋発酵(愛知県大府市)は、「Cosmoprof Asia」の来場者層が変化していることを感じる。10年前に比べ、中国人来場者の比率が増えた。「以前は6~7割が東南アジア、あとは欧米など他の地域といった感じだったが、今は中国人が8割」(森理之執行役員)。同社にとって、それは良いことではないようだ。

12年前に初めて出展し、海外売り上げを伸ばすきっかけとなった。現在は年商30億円の4分の1が海外。その8割以上を占めるのが東南アジアの顧客だ。中国は輸出に厳しい規制があり、商習慣も異なるため進出が難しい。そのため、東南アジア地域に注力するようになった。それでも、香港の展示会への出展はやめづらい。近隣諸国から既存客が集まり、新たな商談が生まれる可能性もあるからだ。出展料は3×5mで80万円。出展者数は増え、会場も拡大したが出展料は10年前の約2倍になっている。

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