▲地域の観光名所、屏風岩と奥松島遊覧船
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(一社)石巻圏観光推進機構

法人名:(一社)石巻圏観光推進機構
設立年:2017年4月3日
所在地: 宮城県石巻市穀町14-1 石巻市役所5階
参加自治体・団体:石巻市東松島市女川町一般社団法人石巻観光協会東松島市観光物産協会一般社団法人女川町観光協会NPO法人いしのまきNPOセンター石巻商工会議所石巻市牡鹿稲井商工会石巻かほく商工会河南桃生商工会東松島市商工会女川町商工会石巻青年会議所
年間延べ宿泊者数:国内244,664人(2017年)

▲サイクルツアー「海街ライド」は「北上・神割コース」「サン・ファンコース」「牡鹿半島周遊コース」と複数のコースを選択できて、どれも自転車に乗りながら海の景色を堪能できる

ツール・ド・東北」が始まったのは、東日本大震災から2年半が過ぎた2013年11月3日。石巻、気仙沼、女川にまたがる一帯を走る、市民参加型の自転車レースだ。元々、河北新報社が昭和20年代から開催していたものを、震災後、ヤフーと共催で開催するようになった。初年度1300人強が参加したレースは、昨年3721人に拡大し、首都圏や海外など、地域外からの参加者が半分以上を占める。レースが開催されて、地域外から自転車に乗るために観光客が訪れることを知り、石巻圏観光推進機構は「サイクルツーリズム」の聖地としてまちづくりを始めた。

今年から1台3000円でクロスバイクのレンタルを始め、自転車で食や宿泊などの観光スポットを回る「海街ライド」というツアーを始めた。コース上には、タイヤの空気を入れたり簡単な整備ができる工具を用意した休憩所を設け、自転車愛好家を迎える態勢を整える。

全国的に不調が伝えられる民泊新法に、地域の民家十数軒が登録希望を出しており、機構が支援する。「魚市場の競り見学」「地引き網」「釣り」といった海の街らしい観光資源も整備に向けて動く。

機構は、人口流出を防ぐため観光産業を育てて雇用を創出することを目的に発足した。石巻、東松島、女川からなる石巻圏内で観光客が周遊する仕組みをつくることが当面の課題だが、「サイクルツーリズム」だけでは差別化できないことを機構もよく分かっている

代表者メッセージ
(一社)石巻圏観光推進機構 後藤宗德代表理事
「ツール・ド・東北」の実施により、我々の地域では大会期間中のみ、イベント民泊を実施していました。これをきっかけに通年型の民泊に興味をもつ住民が増え、簡易宿所の登録を希望する家庭が現れました。これまで登録した家庭は3軒、機構では簡易宿所登録サポートに合わせて、民泊新法に沿った登録サポートをしています。地域住民が観光に携わっていただけるように活動しています。

▲サイクルステーションは道の駅や地元の飲食店などに設置されている。工具を貸し出したり、休憩所としても機能する

DMOとは?

日本版DMOは、地域の「稼ぐ力」を引き出すとともに地域への誇りと愛着を醸成する「観光地経営」の視点に立った観光地域づくりの舵取り役として、多様な関係者と協同しながら、明確なコンセプトに基づいた観光地域づくりを実現するための戦略を策定するとともに、戦略を着実に実施するための調整機能を備えた法人です。
このため、日本版DMOが必ず実施する基礎的な役割・機能(観光地域マーケティング・マネジメント)としては、
(1) 日本版DMOを中心として観光地域づくりを行うことについての多様な関係者の合意形成
(2) 各種データ等の継続的な収集・分析、データに基づく明確なコンセプトに基づいた戦略(ブランディング)の策定、KPIの設定・PDCAサイクルの確立
(3) 関係者が実施する観光関連事業と戦略の整合性に関する調整・仕組み作り、プロモーション
が挙げられます。
また、地域の官民の関係者との効果的な役割分担をした上で、例えば、着地型旅行商品の造成・販売やランドオペレーター業務の実施など地域の実情に応じて、日本版DMOが観光地域づくりの一主体として個別事業を実施することも考えられます。

引用元 国土交通省観光庁


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