▲MD&MWEST(アメリカ)では万単位の発注を受けた

【海外展示会挑戦記】
沢根スプリング(静岡県浜松市)
@「MD&M WEST」(米)、COMPARED(独)

▲沢根孝佳社長

年商7億8000万円のバネ専門メーカー沢根スプリング(浜松市)の海外販売率は1%、医療機器向け部品を輸出する。2015年に始めた海外展示会出展は、浜松市の支援を受け浜松地域の企業と共同出展したMD&MWEST(アメリカ)とCOMPARED(ドイツ)だ。

MD&MWESTでは、米国の医療機器メーカーから、高品質なワイヤーを使っていることが評価され万単位の発注を受けた。メーカーや商社のバイヤーから、技術上他社に断られたという図面を見せられ、「こんなワイヤー加工ができないか」と相談されることも増えた。それらの声にこたえるため海外市場に合わせた製品の試作にも取り掛かかり、現在はカテーテル治療に使う部品を開発している。両展示会に加え、韓国で開催されるKIMESにも出展し、海外販路の拡大に注力する。「展示会は長期的な視点で考えている」(沢根孝佳社長)

海外販路の開拓は、展示会に出る5年前からアリババを使ってECサイトでも取り組んでいる。アリババは3年でやめ、現在はアマゾン、楽天、自社サイトを使って続ける。

医療機器分野への参入は15年前、京都大学の依頼で極細の線材を長く巻くマイクロコイルを開発したのが始まりだ。それまでは自動車向けバネの生産が8割を占めていたが、特定業種への依存度が高すぎることに危うさを感じたからだ。


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