▲折りたたみのスロープを設置する様子

都内のタクシー各社が導入する「JPN TAXI」は、車いすに乗ったまま乗車できるのが特徴の一つだが、実際に乗車するには15分程度かかることが分かった。日本交通(東京都北区)の協力のもと一連の乗車作業を検証した。

乗車にはスロープを使用する。初めに助手席と後部座席を上げ、後部座席の下とトランク部分に折りたたんであるスロープを2枚取り出す。これを広げてタクシーと固定するのに15分を要する。車いすを押して乗車させるのは簡単だが、社内で進行方向に回転させる作業はかなり窮屈だ。「慣れれば全工程を10分程度に短縮できると思うが、早さより安全性を重視している」(渉外部・川﨑一慶さん)

もう一つ、注意しなければならないのが、タクシーと車いすが待機する位置に、スロープの分だけ、1.5mのスペースが必要になることだ。

日本交通によると、町中で車いすの客を乗せることは少なく、ほとんどが病院や自宅からの乗車だという。

直営の事業所にあるタクシー1500台のうち、約390台が「JPN TAXI」で、来年の7月ごろには一部の特殊な車両を除き、すべて切り替わる予定だ。フランチャイズを含めても、すでに2割が切り替わっているという。


バリアフリー関連の記事はこちら

2020年東京五輪 何人来るかわからない

バリアフリーの最新トレンド 京王プラザホテル新宿&東京空港交通

関連記事

コメントは利用できません。

 

おすすめ記事

グループ会社

全国賃貸住宅新聞社

ページ上部へ戻る