▲展示会には普段アポイントを取れない相手と会えるチャンスがある。海外も日本も同じことだ

ミタカ @MEDICA COMPAMED(独)

半導体や電子機器部材を製造するミタカ(埼玉県熊谷市)は、2年前から医療機器用の部材を海外展開する。ロサンゼルスで行われる電子部品・医療機器・ヘルスケア装置などの展示会「MD&M West」には、日本貿易振興機構(JETRO)にサポートを受けて2年連続で出展した。昨年はドイツ・デュッセルドルフの医療機器加工技術・部品材料展「MEDICA COMPAMED」に、埼玉県からブース費用と航空運賃の補助を受けて出展し、今年も出展が決まっている。

2つの海外展示会に出展したが、今のところ成果は上がっていない。どちらの展示会も、開発者より生産技術担当者の来場が多く、部材メーカーの取引につながりにくかった。それでも海外展示会出展をやめる予定はない。

開発担当者に会うのは国内においても簡単ではないのだ。「彼らは欲しいものがあるときだけ展示会にやって来る。こちらからアポイントを取ることは難しい」(新井一成課長)。目当ての商材を探しに来る開発担当者に会うためには、やはり展示会に出展するのがベストだという。

海外展示会での課題は、言葉だ。英語を話すスタッフはいたが、突っ込んだ話ができなかった。「低コストで勝負するなら金額を提示するだけだが、品質で勝負するにはそれを説明する語学力は必須」(新井課長)

海外進出を決めたそもそもの理由は、海外市場があまりにも大きいからだ。日本の医療現場でも医療機器は圧倒的に輸入品が主流だ。海外メーカーと取引できれば、一気に売り上げを拡大できる。障壁はあるものの、超えた先に大きなチャンスがあるからこそ、挑戦を続ける。


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