【全国DMO巡りvol.2】八ケ岳ツーリズムマネジメント 観光地の人間を育てる教育

法人名:(一社)八ケ岳ツーリズムマネジメント
設立年:2010年4月
所在地:山梨県北杜市高根町清里3545-4559
参加県・企業:
山梨県北杜市、長野県富士見町、長野県諏訪郡原村、丘の公園、アルプス、セラヴィリゾート泉郷、金精軒製菓、萌木の村、八ケ岳グレイスホテル、丸政
年間延べ宿泊者数:国内108万1822人/海外6万9139人(2016年)

▲標高を示すサインシートは、人が集まる場所約2000カ所に設置した。生活圏内だけでも1000mの標高差がある八ケ岳観光圏ならではのもの

八ケ岳観光圏として国土交通省から認定を受けた八ケ岳南麓、西麓にあたる山梨県北杜市長野県富士見町、長野県諏訪郡原村の官民が一体となり、長期滞在型の観光客誘致に取り組む。行政や宿泊施設だけでなく、交通機関、商工業、農林漁業、飲食業など地域で活動する多様な事業者と地域住民が連携する組織だ。

地域内15の小学校に通う高学年の児童に配布された「八ケ岳おもてなしBook」は、観光圏に生きる人間として意識をもたせるために、八ケ岳ツーリズムマネジメントが制作したものだ。国内外からの観光客が八ケ岳に訪れる理由を伝え、生活していると気が付きにくい地域の魅力を理解させる。それは地域に対する誇りを醸成することにもつながる。

観光圏一帯に地点ごとの標高を示すサインシートも、役所、図書館、観光施設、コンビニエンスストア、スーパーなど2000カ所に設置した。八ケ岳観光圏の標高は、生活圏においても400~1400mまで差がある。国内外の観光地の標高を記したイラストもあり、今いる場所と比較できる。英語も表記し、外国人観光客が写真を撮る姿も頻繁に見られるという。

代表理事の小林昭治氏は、日本版DMO推進研究協会の会長も務める。

▲八ケ岳観光圏内の全15校の小学校4年生から6年生に配られる「八ケ岳おもてなしBook」。子どもたちに自分たちの住む地域の魅力を知らせるために作られた

◀小林昭治代表理事
海外から来る観光客は、1つの地域に的を絞って訪れるわけではない。日本を観光したいと考えてから、魅力を感じた個別のエリアを選び、それぞれの地域にやってくる。
八ケ岳は東京、富士山、京都のような知名度のある観光地ではない。しかし、地域の産業や住民が連携して観光客をもてなせば、十分に満足を提供できる力がある。東京を訪れた外国人が、八ケ岳観光圏にも足を延ばす導線をつくる役割を担いたい。

 


おすすめ記事

ファンドを武器にした開発力 せとうちDMO【全国DMO巡り】

日本版DMO 22法人が追加登録

【地方のコト消費】仕掛け人たちの挑戦その2

関連記事

コメントは利用できません。

 

おすすめ記事

グループ会社

全国賃貸住宅新聞社

ページ上部へ戻る