「東京インターナショナル・ギフト・ショー春」が閉幕、3356社が出展

 ビジネスガイド社(東京都台東区)が1月31日~2月3日、2月7~9日の2週にわたって「東京インターナショナル・ギフト・ショー 春」を開催した。東京ビッグサイト東1~3ホールで行われた1週目はインテリアや不動産・住宅関連商品を集めた「LIFE×DESIGN」で、2週目は雑貨、ラッピングや箱など包装資材、ベビー・キッズ製品、スマホ関連製品やアウトドア用品など多様なジャンルの商品が出展した。

 出展者数は1週目が935社、2週目は1921社。同時開催展も含めると合計で3356社に上った。そのうち海外の出展者は16カ国276社だった。また、合計来場者数は10万2777人で、うち海外来場者は2167人だった。

 同社の斉藤知美部長は「ギフトを送るシーンは、価値観の多様化や商品の充実によりカジュアル化してきている。お中元やお歳暮、クリスマス、誕生日といった特別なものだけでなく、ちょっとしたお礼として渡す安価な付箋であっても、ギフト品として扱われる」と語る。

 最近になって出展が目立つのは文房具類だ。個人志向が進む中、身近で最も自分らしさを投影しやすいものとして需要が拡大しているという。

 また、異業種企業が新たに文房具を開発する例も増えているという。「たとえば木工会社が、今まで捨てていた残材を有効活用して鉛筆を作るなどしている」と斉藤部長は語る。


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国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平
2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材。