▲全日本女子チア部 クミッチェル(左)&セッキー(右)

出張応援します♡

毎週火曜日の朝8時すぎ、新宿駅西口に彼女たちは現れる。「応援してまーす」。満面の笑みとキレの良いダンスは、出社するサラリーマンに向けられたものだ。といって、足を止める人はほとんどいない。目を向けることもなく先を急ぐサラリーマンと、彼女たちが振りまく笑顔のコントラストは、どこか不条理でさえある。

「誰に頼まれたわけでもない。自分がやりたくてやっている」。2代目部長のクミッチェルは、リポーターや司会の仕事をしながら「朝チア」の活動を続ける。山陰中央テレビでアナウンサーとして働いた後、キャリアアップを目指して上京。だが、思ったように仕事が入らず、オーディションを受けては落ちる時期を過ごした。

東京に戻り1年が過ぎた頃、今と同じ新宿で、初代部長がたった一人で応援する姿を見て戦慄(せんりつ)が走った。迷いもせずその場で入部を志願した。5年後、初代部長が引退。今度はクミッチェルが一人で活動することになる。そんな彼女に撃ち抜かれて入部したのがセッキーだ。

彼女たちを応援へ駆り立てるものは何なのか。「ありがとう、元気が出た、と言ってくれる人たちの笑顔」。恐らく、これまでに何千、何万回と尋ねられたのだろう。間髪入れずに二人は答えた。とはいえ、無視されることの方が圧倒的に多い。「わざわざ、つらい思いをしてでも手に入れたいほど、その笑顔は貴いの?」。満面の笑みで二人はうなずく。「だから、応援バカ、応援ジャンキーなんです、私たち」

転機は2年前。知人の送別会でチアリーディングを頼まれて以来、うちでもやってくれと依頼が相次いだ。そして始まったのが「出張チア」だ。チア活動7年目にして初めて報酬を手にした。最近は新橋や池袋など活動の場を広げている。2人の他に、ちむと、まっつんを加えた4人が、全日本女子チア部として、笑顔を届けている。

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