eスポ、業界に追い風か JAEPO来場者数4000人増

▲会場の様子。新規出展も増加した

eスポ、業界に追い風か JAEPO来場者数4000人増

(一社)日本アミューズメントマシン協会(東京都千代田区)と(一社)全日本アミューズメント施設営業者協会連合会(同)は9~11日、ジャパンアミューズメントエキスポ(JAEPO)を幕張メッセで開催した。最新のアミューズメント施設向けゲームきょう体などが展示されるイベントで、昨年に引き続きドワンゴ(同中央区)が主催するユーザー向けeスポーツ大会闘会議と共同で開催された。

今月1日にeスポーツ普及に向けた業界関係会社による新団体「日本eスポーツ連合」が設立して闘会議の開催を皮切りにプロライセンスの発行を開始したことから、昨年よりも大幅に参加者が増加した。会場への来場者は昨年比約4000人増となる7万2424人で、ネット配信による視聴者は約100万人増となる513万1820人だった。

eスポーツを巡っては、2022年のアジア競技大会で公式種目になることが決定しており、日本eスポーツ連合は日本オリンピック委員会への加盟や代表選手の育成など通じて将来的には五輪種目として採用されることを目指しながら、普及活動を続けていく方針だという。

JAEPOの広報を務めるフルハウス(同港区)の山下聡史氏は「会場およびネット来場数の増加に一定の影響があったと推測はされるが、eスポーツ自体の定義が決まっていない状況もあり、アーケードゲーム産業への影響は測りかねている」と語る。


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p1050331 国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平
2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材中。

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