愛知県国際展示場4月にGL社と運営契約へ

▲愛知県国際展示場のイメージ。展示面積6万㎡で、空港直結であることが強みとなる

愛知県国際展示場4月にGL社と運営契約へ

「シラ」など展示会300本を開催

2019年9月に開業予定の愛知県国際展示場の運営権を巡り、愛知県は17日、イベント企画・運営のGLevents社(仏)などと基本協定書を締結した。
契約金額は15年間で8億円となっており、4月に本契約を結ぶ予定となっている。施設の所有権は愛知県が持ち、維持・運営などに関わる事業を委託するコンセッション方式を採用する。

契約するのはGLevents社と前田建設工業(東京都千代田区)が設立する特別目的会社となる見込みだ。
GLevents社は展示会場など40施設を運営し、年間約300本の展示会を主催する大手主催会社だ。17年1月21~25日にはフランスのリヨンで、約18万人が来場する外食産業向け展示会「シラ国際外食産業見本市」を開催した。
16年には日本拠点を設置し本格展開に向けた動きを活発化させており、今回の愛知県国際展示場の運営契約を機に日本での展示会開催などに乗り出すと見られている。

愛知県の地域政策課の志治大輔氏は「海外で大規模展示会を主催していることから、愛知県内での新たな国際展示会の開催にもつながるのではないか。県には自動車産業をはじめとするものづくり企業が集積しているため、海外企業とのビジネスマッチングの創出に大きな効果が期待されている」と話している。

愛知県国際展示場は中部国際空港(愛知県常滑市)がある空港島内に建設される大規模展示会場。国内初の国際空港直結の展示施設となる見込みで、展示面積は6万㎡に上る。県は同展示施設をオープンすることで国際展示会を誘致し、県内企業の販路拡大につなげる狙いがある。

訪日客数と消費額 またも過去最高

訪日外国人客数と消費額が、また過去最高を記録した。観光庁は16日に2017年の訪日外国人旅行者の動向に関する調査を発表。旅行者数は16年を465万人上回る2869万人に達したほか、旅行消費総額は16年を6685億円上回る4兆4161億円に到達した。

また、17年10~12月における消費額は1兆1400億円となり、同年はすべての四半期で過去最高を記録したことになる。
訪日客を国別でみると、もっとも高い消費額を占めたのは中国で1兆6946億円。次いで台湾が5744億円、韓国が5126億円、香港が3415億円、米国が2503億円となり、上位5カ国で消費総額の4分の3以上を占める結果となった。ほかにもシンガポールやマレーシア、ベトナム、フィリピンなど東南アジアも増加する結果となった。

消費額を費目別でみると、トップは買物代で1兆4261億円。特に中国人が買物に高い費用をかけており、一人当たりの消費額のうちおよそ3分の1を占めていることがわかった。2位は宿泊料金で1兆140億円。
中でもイギリス、オーストラリア、フランス、ドイツなど欧米豪の国々が高級ホテルを利用する傾向が高い。費目別3位は飲食費で7574億円、4位は交通費4288億円となったが、コト消費で高い期待がかかる娯楽サービスに関しては全体の約3%となる1136億円しかないことがわかった。

一人当たりの消費額は16年より1.3%減となる15万3921円となった。イギリスやフランス、カナダなどでは10%超の増加となったが、中国や香港などの消費額が減少したことから、全体では前年を下回る結果となった。調査は羽田空港など18空海港を訪れた訪日外国人客に、四半期ごと9710人に実施したもの。2010年4月から実施している。


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国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平

2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材中。

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