ムスリム市場、着実に広がる

以前ハラール対応の店が増えているという話を聞いてからというもの、街でムスリムを見かけると意識するようになってきた。女性の場合は頭に身に付けるヒジャブ(肌を見せないように巻く布)が目印になるからわかりやすい。

先日、浅草駅を降りて浅草寺に向かう途中、10数名のムスリム女性とすれ違った。いずれも若い女性で、おそらくは観光客なのだろう。ハラール対応する企業が増えている理由も頷ける。今月日から開催されたハラールEXPOジャパン2017を取材して驚いたのが、自治体関連の出展が多いことだ。東京都台東区をはじめ、横浜観光コンベンション・ビューロー、帯広商工会議所、別府市役所と全国各地から出展していた。各地域ではハラール対応が進んでおり、ムスリム観光客の誘致に余念がない。中でも特に力を入れているのが台東区だ。

地元の飲食店向けにハラール認証の取得の助成金を捻出。実際に取得する店舗も増えてきており、今では30以上の店舗・施設が認証を取得したのだという。台東区観光課の岡田裕明係長いわく、浅草のすし屋浅草すし賢「平日はムスリムの方ばかり来店する」のだそうだ。


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国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平

2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材中。

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