ドローンで代用できる仕事を探せ

▲大成(東京都新宿区)の加藤憲博取締役

ドローンによる室内巡回サービスに取り組む

ITの導入さえ進まなかったビルメンテナンス業の世界で、大成(東京都新宿区)はAIやIoTといった最新技術の導入に熱心だ。今夏のサービス開始に向けて開発中のサービスはビル内の巡回業務をドローンに代行させるものだ。ドローンジャパンの会場でも「そこまでして必要なのか」という反応は顧客からも多かった。だが、加藤憲博は今の取り組みが、数年後の生き残りを決定づけると確信する。

「当社の現場スタッフは60歳を超える人が多い。10年後、彼らが引退した時、若い人が当社で働くだろうか。現時点でも採用に苦労しているのに」労働力を確保できず、事業を存続できなくなる恐怖が根底にある。

「『なんでドローンを使うのか』ではなく、『どんな仕事なら代用できるか』という視点で臨まなければ進まない」と加藤は熱弁した。言うは易し、行うは難し。言葉だけならよく耳にするが、行動に移す人は少ない。さて、数年後、どうなっていることやら。


国際イベントニュース 編集長 東島淳一郎国際イベントニュース編集長 東島淳一郎

2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。

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