▲昨年はプレ開催として行われた

「SXSWのようなイベントを日本でも」そんな動きが札幌で起きている。昨年10月10~16日、札幌市内の49施設を会場に行われた「NoMaps」も、音楽、映画、インタラクティブという3つの分野で124のイベントを開催し、2万7274人を集めた。

イベントの元になったのは2006年に始まった札幌国際短編映画祭だ。経済産業省北海道産業局と札幌市が、映画祭の拡大を話し合う場で「SXSWのようなものを」というアイデアが出たのが始まりだ。

実行委員長は「初音ミク」の開発者、クリプトン・フューチャー・メディア(北海道札幌市)の伊藤博之氏、副委員長には野外音楽フェス「ライジングサン・ロックフェスティバル」を主催するウエス(札幌市)の小島紳次郎氏が就いた。

本家SXSWと同じく、イベントが目指すのは、新興産業を生み出していく経済のイベントだ。ゲーム、IoT、先端技術の開発者や、音楽だけではない幅広い芸術家に発表の機会を与え、提携や出資といった成長への道筋がつく機会にしたいと考える。

実行委員会の廣瀬岳史さんは「クリエイティブな産業が札幌から生まれるきっかけにしたい」と話す。SXSWはその拠点であるオースティンの街の発展に大きく寄与したというのが廣瀬さんの考えだ。NOMapsがクリエイターを札幌に集め札幌の発展につなげることが、主催者たちの思いだ。


国際イベントニュース 編集長 東島淳一郎国際イベントニュース編集長 東島淳一郎

2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。

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