東京ビッグサイト東展示棟 2021年冬まで使用できず

 
  • 2020/5/8
▲2020年12月以降、東展示棟では多数の展示会開催が計画されている

 東京ビッグサイト(東京都江東区)の東展示棟が、2021年の冬まで一般利用できなくなった。東京オリンピック・パラリンピックの開催時に国際放送センター(IBC)として使うことが決まっており、オリ・パラの延期に合わせて制限期間も1年延長されることになったからだ。当初の予定において東展示棟は、20年12月から一般利用を再開することになっていた。そのため、会場利用契約を結んだ展示会主催者の中には、出展ブースの販売を大方終えているところもある。東京ビッグサイトは、東展示棟契約者の代替施設を用意するため、西・南展示棟で契約する主催者に規模の縮小を依頼する交渉を始めている。影響はビッグサイトで夏以降に開催を予定する大半の主催者に及ぶ見込みだ。

西・南展示棟の利用者にも影響大

 東京ビッグサイトが、4月20日に会場利用者に向けて発表した通知には、一般利用の再開時期について「(オリパラ)大会日程終了後の一定期間(撤去工事完了の日)まで」という記載しかなく、明確な日程は記されなかった。当初の予定では20年12月1日に再開予定だったことから、1年先の21年12月頃になりそうだ。

 これにより、最も大きな被害を受けるのが、20年12月以降に東展示棟で契約していたイベントの主催者だ。8つのホールからなる東展示棟の総床面積は6万7000平方メートルで、西と南展示棟を足した面積よりも大きい。また、東京ビッグサイトに限らず、国内の大型展示会場はどこも稼働がひっ迫しており、東展示棟で開催を予定していた主催者が、そのままの規模でイベントを開催できる可能性は、ほぼない。

 東京ビックサイトは、東展示棟で契約する主催者の場所を用意するため、20年9月以降、西・南展示棟で契約する主催者に、規模縮小への協力を呼びかけている。西・南展示棟は、当初からオリパラが終わった10月に一般利用が再開されることになっており、延期による制限が始まるのも21年5月6日だからだ。すでに、一部の主催者は、代替会場の確保に動き始めている。(20年9月以降に東京ビッグサイトで開催を予定している展示会をまとめた)


青海棟の存続、明確にされず

 だが、東京ビッグサイトが本格的な利用調整を始めるのは、少し先になりそうだ。青海展示棟の状況が明確になっていないからだ。

  
       

この先、会員限定記事です
無料会員登録は下のボタンから。
全記事を読める有料会員登録はマイページから。

<関連記事>展東京ビッグサイト東展示棟 2021年冬まで使用できず
<関連記事>東京ビッグサイト 五輪延期で使用制限延長 代替会場なければ補償問題に
<関連記事>ビッグサイトの連絡待つ主催 他会場への一部移転も
<関連記事>7月以降の中止決定も相次ぐ
【特集】新型コロナウィルスがイベント、展示会産業に与えた影響
国際イベントニュース 編集長 東島淳一郎国際イベントニュース編集長 東島淳一郎

2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。

関連記事

【PR記事】栄彩の木工レンタルブース
【PR記事】栄彩の木工レンタルブース

【PR記事】サーマルカメラ.tokyo
【PR記事】サーマルカメラ.tokyo
 

最近の記事

国内外の展示会を取材する
展示会専門紙
国際イベントニュースとは
私たちが展示会に注目する理由とは...。国際イベントニュースが取材する情報をご紹介します。

◀お知らせ▶
2020年2月から月1回発行
今回どうだった?
出展者に聞いた展示会の口コミ
人が集まるブース特集
記者の目にとまった人が集まるブースを紹介
自治体の出展戦略
自治体が出展!その目的は?
海外展示会挑戦記
海外展示会に挑戦する企業に聞いた
海外展示会レポ
現地記者が海外展示会を取材。海外トレンドをお届けします
イベント人物図鑑
展示会で出会える人を紹介します
国内展示場小間数ランキング

ブース・人材・運営・サポート企業

医療インバウンド
ページ上部へ戻る