7月に福祉機器の体験会開催「ヨコハマ・ヒューマン&テクノランド」

▲「車椅子一つ取っても、障害の内容などによってたくさんの種類がある」と機器の重要性を語る佐藤課長

「障害者への理解の場に」

社会福祉法人横浜リハビリテーション事業団(横浜市)は7月28~29日、パシフィコ横浜で福祉関連イベント『ヨコハマ・ヒューマン&テクノランド』を開催する。障害者や高齢者介護に関する機器やサービスが体験できるイベントで、今年で16回目の開催となる。

テーマは「暮らし」。入浴時に使用するリフトやトイレなどに設置する手すり、言葉を話せない障害者らのコミュニケーション機器など、生活に関わる福祉機器などが多数展示される予定だ。リハビリ・介護施設向けの機器だけでなく、個人宅や集合住宅に設置できる機器も多く、障害当事者の家族や一般市民、介護保険事業所の職員など幅広い層が参加している。

同展示会は、日本リハビリテーション医学会学術集会の併催イベントとして2001年に初開催された。当初は横浜リハビリテーション事業団が独自に開発する福祉機器を発表する場だったが、06年頃からは企業による出展も加わり、エンドユーザーに向けた福祉機器の体験会として定着した。運営に携わる佐藤史子課長は「多数の福祉機器を一度に体験できる場というのは少ない。まずはどういうものがあり、どう使用するかを体験してもらい、障害者の生活について知ってもらう場にしてもらいたい」と話す。

障害者や高齢者を巡っては、大阪府が3日に、障害などを理由に入居を拒否しない賃貸住宅の登録制度を新設する考えを明らかにするなど、業界変革の機運が高まっている。昨年開催した同イベントは1万5322人が来場した。「移動」がテーマで、障害者向けの自動車手動運転装置や車椅子の新商品などが展示された。「20年パラリンピックが開かれるが、イベントでは関連した企画も実施する予定だ。まずは気軽に足を運び、さまざまな商品などを見てもらいたい」


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国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平

2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材中。

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