▲約300台のキャンピングカーが並んだ

シェア・レンタル関連ビジネスにもにぎわい

一般社団法人日本RV協会(東京都町田市)らが2月2~5日に開催したRV車の見本市『ジャパンキャンピングカーショー』に多数の来場者が集った。会場は幕張メッセ1~4ホールで、展示会主催のトレードショーオーガナイザーズ(東京都渋谷区)が運営に携わった。同展示会は全国のキャンピングカーメーカーやパーツメーカー、キャンプ用品を手掛ける企業などが出展するイベントだ。

会場に設けられたステージでは、演出家のテリー伊藤氏がキャンピングカーの普及に努めた人物を表彰する「キャンピングカーアワード」を受賞するなどし、来場者を沸かせた。

若年層にも利用広がる

会場では約300台のキャンピングカーが展示されたほか、レンタカーや投資など関連サービスを出展する企業が目立った。こうした新サービスが広がる背景には、国内のキャンピングカー保有数の増加とインバウンドの過熱がある。

米国のカーメーカーであるエルモンテRVジャパン(東京都港区)の武原等社長は「訪日外国人が観光する際にキャンピングカーを使用してもらうよう、旅行会社と提携してレンタルサービスを提供する。移動手段と宿泊施設を兼ね備えており、海外では多くの人が日常的に使うものなので、今後さらに利用が広がるのではないか」と期待感を示した。同社は旅行事業を手掛けるエイチ・アイ・エス(東京都新宿区)と提携し、7月から旅行者向けにキャンピングカーのレンタルをはじめる予定だという。

また、キャンピングカーのシェアサービスを手掛けるレヴォレーター(東京都渋谷区)の板谷俊明社長は「ホテルなどとは違ってペット連れでも旅行できることから、30代後半など若年層も関心を持ち始めているようだ。安価なレンタカーを利用するケースも多く、今後さらに市場は広がるのではないか」と話す。同社は数年前からキャンピングカーのオーナー向けに、オーナーが使用しないときに車を貸し出すタイムシェアサービスを展開しており、現在約30名が加盟しているという。

日本RV協会の発表によると、国内のキャンピングカー保有台数は2015年時点で約9万5000台に達しており、10年間で2倍になっている。オーナーの年齢層は50~70歳代が全体の75%を占めており、特に50歳代の所有数が増えているという。


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国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平

2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材中。

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