AIBOを作った男 イラストレーターに転身

▲くるま旅クラブの吉井章二氏

「ソニーは本当にもったいないことをしているよ」とぼやくのは、キャンピングカーのオーナーズクラブを運営する「くるま旅クラブ」(東京都北区)の吉井章二だ。大学卒業後にソニーに入社し、約30年にわたって技術開発部門で働いた。

長い勤務期間中には、さまざまなヒット商品の開発に携わった。ラジオやウォークマン、さらには人工知能を搭載したペット型ロボット『AIBO(アイボ)』の開発も担当した。

そんな生粋の開発者だった吉井も、2005年にエレクトロニクス機器部門のリストラ策としてAIBOの開発が終了したことをきっかけに、同社を退社した。「いま世間ではAIだ、IoTだって言っているけど、ソニーは一度それを全部手放したんだよ。今にして思えば、やめるべきじゃあなかったんだ」と吉井は話す。

退社後は趣味だったキャンピングカーを通じてくるま旅クラブに就職。キャンピングカーの普及を目指し、活動を続けている。「こう見えて、イラストも描けるので、新聞で漫画を描いたりもしている。市場が広がっているので、オーナーがカーを利用しやすい環境をつくっていきたい」と意気込みを語る。


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国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平

2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材中。

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