▲「会社からは海外出展における費用対効果を求められるが、5年、10年先を見た先行投資だと思っている」(園取締役)

辻製油(三重県松阪市)
@「Natural Products Expo West 2018」(米)

食用製油や加工製品を製造する辻製油(三重県松阪市)は、アメリカの健康食品展示会に出展した際、膨大な事前申請書類の作成に苦労した。アメリカに食料品を輸出するには、FDA(アメリカ食品医薬品局)への登録が必要だからだ。100種類近くの商品一つ一つに書類5枚と登録写真を用意して申請するのに3カ月要した。

現地ではワサビやお茶風味の製油需要を期待したが、取引が決まったのはアメリカ人が食べなれているポルチーニやチリガーリックだった。「先入観で売り込む商品を決めず、臨機応変にアピールできるよう準備しておいたほうがよい」(園良治取締役)。アジアのバイヤーと知り合い、担当者を通じて東南アジアでの取引も始まるなど、予想外の展開もあった。

3年前にアジアの展示会を通じ海外展開をはじめた同社の海外での売り上げは、年商150億円の約1%だ。「Natural Products ExpoWest 2018 」には38カ国から3100社以上が出展する健康食品関連における米国最大級の見本市で、バイヤーと一般消費者がともに来場する。

出展料は3×3mのスペースで80万円、ジェトロのパリビオンは半額の40万円だった。


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