ビジネスガイド社の芳賀信享社長は「LIFE&DESIGN」の会期変更で出展を断られた企業も多くあったが、それでも出展者の要望を優先した」と話す

9月に開催された「東京インターナショナル・ギフト・ショー2018秋」は、開催1カ月前に、会期が1週間異なる展示会「LIFE&DESIGN」を統合して開催した。主催のビジネスガイド社(東京都台東区)が出展企業の強い要望に応えたからだ。だが、芳賀信享社長の本心は、2021年以降「LIFE&DESIGN」を再度切り離し、別の展示会として育てることにあるようだ。

【ひとこと言いたい】ギフト・ショー 会期変更は出展企業のため

本紙10月10日号(9面「今回どうだった?」)では、一部の出展企業から厳しい声も上がっていたが

厳しい意見は1月に開催した春の「ギフト・ショー」に対するもので、今回の秋に対しては「台風の影響で少ない」という話が中心だった。「まだ解消されていない」ということであれば真摯(しんし)に受け止めたいが、先日の掲載内容は「春はどうだった?」というものに思える。今回からオンライン生中継を始めたが、初日はそこから来場を呼び掛けた。「こういうときはお互いさま」と集客のために番組に協力してくれた出展企業がたくさんあった。そういう方々のおかげで、台風の影響があっても2日目以降盛り返せたことを伝えたい。

―出展企業の不満は、主催者として秋を開催する前までに認識していたのか

春の開催後、「LIFE&DESIGN」の出展企業から我々の元に要望があり、それを受けて会期統合を決めた。各社が呼んだバイヤーが翌週の「ギフト・ショー」に行ってしまい、「LIFE&DESIGN」に来ないという内容だった。また、オペレーションにもいくつかの要望を頂き、それらに答えたのが今回の秋だった。

―今後、「LIFE&DESIGN」は「ギフト・ショー」に戻すのか

LIFE&DESIGN」は、高級家具などの上質なインテリア商材の市場を、もう一度日本につくるために始めた。海外の高級家具メーカーは、日本市場に見向きもせず、中国やシンガポールに進出する。だが、今でも高級家具を求める日本人はたくさんいる。住宅をはじめとする不動産の購入に絡めれば、上質なインテリアを売るチャンスがあると考えた。だから「LIFE&DESIGN」は不動産や建設業界、家探しや空間づくりをする施主を来場者として狙っている。

ギフト・ショー」に来ていただいている流通小売業のバイヤーとは、来場する目的が根本的に違う。インテリアメーカーはどちらに出展していただいてもよいが、展示する商品は異なる。この先2年間、オリンピックの影響で「ギフト・ショー」と「LIFE&DESIGN」は同じ場所でやらざるを得ないここで「LIFE&DESIGN」を育て、2021年以降、もう一度独立させたい


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国際イベントニュース 編集長 東島淳一郎国際イベントニュース編集長 東島淳一郎
2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。

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