ヤマハモーターパワープロダクツはガソリンで発電する家庭用小型発電機を展示した

危機管理産業展 RISCON2018

会期:10/10(水)~12(金)
会場:東京ビッグサイト 西1・2、会議棟
主催:東京ビッグサイト
出展者数:268社
小間数:373小間

防災、防犯などのセキュリティ商材が並ぶ「危機管理産業展」で、発電設備を展示するブースに来場者が集まった。会期の1カ月前の台風21号と、北海道胆振東部地震では、大規模停電が起きたことから、自治体や企業の防災担当者の意識が非常用電源に向いたようだ。

危機管理産業展 災害用発電設備に足止める来場者

▲空気に触れるだけで発電する災害用発電機を展示した、ダブルエー・ホールディングスの皆川一社長

ガソリンで発電する小型の家庭用発電機を展示したヤマハモーターパワープロダクツ(静岡県掛川市)では、自治体や企業の防災担当者が、例年よりも長い時間ブースで説明を聞いていった。毎年出展しているが、今回ほど反応がよかったのは東日本大震災の後に開催された2012年以来だ。どんな電化製品をどれくらい動かせるのか、使用上の注意事項、メンテナンスの頻度などを、詳しく尋ねられた。

11年から始まった特需は15年まで続いたが、この3年ほど落ち着いていた。9月以降、受注が増えていたことから、来場増はある程度予想していたようだ。主催者発表によると来場者数は前年よりも下がったが、「当社に関しては明らかに成果は上がった」と担当者は話した。

空気に触れるだけで発電する災害用の小型発電機を展示したダブルエー・ホールディングス(東京都新宿区)でも、会期を通じて700枚以上の名刺が集まった。AC100ボルトの電源として使用でき、使用しない場合は専用袋に入れると10年間保存できる商品は元々、米軍軍需用品として使われていたものだ。1小間での出展だったが、マイクを持ってプレゼンテーションを始めると人だかりができた。

来場者は、自治体や企業の防災担当者が中心だった。スマホから届いた安否確認通知を防災本部でまとめることができる災害対策用の安否確認システムを展示したNTTレゾナント(同港区)は、都や通信会社から、新たな情報コンテンツとして取り入れたいと相談があった。夏の猛暑の影響からか、キッズウェイ(愛知県瀬戸市)の熱中症予防対策の環境センサーにも、来場者が集まっていた。

防衛省も出展 退職自衛官の再就職先探し

▲航空自衛隊が主体となって出展した防衛省のブース

防衛省は退官した後の再就職先を探す自衛官が、毎年約一万人いることを周知するため、「危機管理産業展」に出展し、来場者に向けて雇用を呼び掛けた。自衛隊では、毎年54~56歳で定年退職を迎える隊員が6000人、さらに、20代で任期を迎えて退官する隊員が4000人いるという。

▲防衛省の鎌田淳2等空佐は、退職する自衛官の再就職を支援するのが任務だ

今回出展したのは、航空自衛隊の人事教育部で退職隊員の再雇用をPRする担当チームだ。航空自衛隊だけでも毎年、定年退職者が900人、20代の任期制退職者が500人程度いる。

制服姿の隊員が並ぶブースを見て、足を止める来場者は多かった。鎌田淳2等空佐は「自衛隊の任務について聞かれることが多く、直接の雇用先につながる話は少なかった」と話したが、普段接点のない民間企業の担当者と話ができたことに、手応えを感じていた。


関連記事はこちら

「スマートファクトリーJAPAN」工場のIT化を推進するサービス


国際イベントニュース 編集長 東島淳一郎国際イベントニュース編集長 東島淳一郎
2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。

Gotou
国際イベントニュース 編集部 後藤 豊

2017年全国賃貸住宅新聞社入社。「国際イベントニュース」企画開発部所属。インバウンド集客に必要な商材、海外に進出する企業向けサービスを中心に情報収集。趣味は読書。自宅に溜め込んだ蔵書は4500冊を越え、かねてから妻との懸案材料となっている。

関連記事

コメントは利用できません。

 

おすすめ記事

グループ会社

全国賃貸住宅新聞社

ページ上部へ戻る