▲2013年から海外市場の開拓に踏み切った

江東堂高橋製作所(東京都葛飾区)
@ワールド ティー EXPO(米)

明治43年創業の製缶会社、江東堂高橋製作所(東京都葛飾区)は、かつて5億円近くあった年商も1億円弱に減少している。ブリキ製の茶筒缶、海苔缶の国内需要が減ったのが要因だ。この状況を打開するため、5年前、海外市場開拓に踏み切った。

この5年で開拓できた販路は1000万円だ。半分がアメリカ、残りは欧州とオーストラリアだ。製品は高価格の物が多く、販路は先進国が中心になる。

最初に出展した展示会はニューヨークのギフトショー「NY NOW」のジェトロブース。続けて、ドイツの消費財見本市「アンビエンテ」アメリカの「シカゴギフトショー」に出展した。商品や対応を国ごとに微調整すると、販路が広がった。東京都中小企業振興公社のサポートで「シンガポール・ギフト・ショー」にも参加した。

海外の展示会のノウハウを蓄積し、ラスベガスで開かれたお茶の展示会「ワールドティーEXPO」には単独出展した。最もターゲットに近い来場者が集まる展示会だったが、ジェトロブースがなかったのだ。結果的に、現地のお茶屋やジャパニーズショップから引き合いがあった。毎年出展すると顔なじみや常連客も増えた。「国内展示会は名刺交換の場所だが、海外は全世界から人が集まりアフターフォローもしづらい。そのため会場で商談を終わらせる。一回一回が真剣勝負」(渡辺紀子取締役)


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