IGAS2018(国際総合印刷テクノロジー&ソリューション展)

開催概要
会 期:2018年7月26日(木)~31日(火)
会 場:東京ビッグサイト東1~6
主 催:一般社団法人日本印刷産業機械工業会他
出展者数:285企業・団体
来場者数:5万5863人

世界4大印刷機材展の一つ

3年ぶりの開催となった国内最大の印刷関連展示会。土日には家族連れの姿も多く見られ、お祭り的要素を含んだ業界展だ。一方で、ビジネス目的の来場者が来たと述べる出展者も多かった。

国内外から大手印刷機器メーカーが顔をそろえ、多機能の管理システムを備えた大型マシンを披露する一方、小ロットを前提とした機器も多く見られた。省力化・自動化を推進し、少ない投資で導入できるこれらの提案は、ウェブとデジタルが情報メディアを支配する時代に、新たな印刷の価値を生み出そうとする試みだ。

次回は4年後の2022年に開催される。

IGAS2018(国際総合印刷テクノロジー&ソリューション展)どうだったの??
出展社に聞く『今回、どうだった?』
▼▼▼▼▼

エフ・ビー・エム(東京都千代田区)

予想外に受注獲得

グループ会社と共同で、オフィスにあるレーザープリンターで印刷できる不織布素材のファイルやバッグなどを出品した。元々、商談目的で出展したわけではないので、土曜日と日曜日の家族連れや一般の人に面白がってもらえればいいくらいに思っていたが、印刷会社やデザイン会社の人などが興味を持ってくれて、ビジネスにつながる効果も得られた。


ウチダテクノ(東京都中央区)

限定カラーの製品を展示

前回も出展。箔(はく)転写機や枚数計数機のほか、印刷・製本の作業現場の自動化・省力化を推進する機械やロボットを展示した。当社は空間クリエイト事業もしており、ブースデザインにはこだわりがある。今回はモノトーンベースのシックな雰囲気の中に、明るいカラーをアクセントで入れた。展示機器にも1台だけ「IGAS限定カラー」を用意するなど、話題づくり、雰囲気づくりに努めた。


モリサワ(東京都新宿区)

土・日、来場者は少なめ

出展常連。印刷メディア制作現場に向けたウェブシステムやクラウドサービスを中心に、新作フォントなども紹介した。映像を駆使したプレゼンテーションにスペースを大きく使い演出に力を入れた。ただ、来場者は少なかったと感じる。土曜・日曜日は毎回多くの関係者が訪れるが、台風の影響か期待外れだった。来場者の1割は外国人で、そのほとんどがインド人だった。


ビーエヌテクノロジー(東京都新宿区)

3年に1度の業界展は外せない

常連。前回よりもブースを拡大した。出品する製品は、スペースいっぱいに可能な限り多く出そうという方針。私も何がどこにあるのか分からなくなることもあるが、社員がしっかり案内して、お客さまはじっくり見てくれる。商談効果をすぐに評価することは難しいが、3年に1度の業界展という機会を外すわけにはいかないという意識は強い。


帆風(東京都新宿区)

SPORTECと同時出展相乗効果狙う

数回ぶりの出展。サッカーボール等に直接プリントできるサービスなどのB to C事業をPRした。前週までビッグサイト西ホールで開催されていたスポーツの総合展示会「SPORTEC」にも同じサービスの実機を出展していた。一般の人への幅広い認知を狙ったもので、SPORTECが本命。IGASには同業の印刷会社をはじめ、有益な情報を求めてやって来る業界関係者が多いので、そのような人たちをSPORTECに誘導して相乗効果を狙った。反響は予想以上だった。目標としていた名刺の数が集まり、新規開拓ができた。


インターコスモス(大阪府大阪市)

10年ぶりの出展 新規客との出会いも

3回ぶりの出展。回転式LEDディスプレイやLEDフレームパネル、簡易式ディスプレイスタンドなどを展示した。狙いは印刷やディスプレイ業界。IGASのほか、「サイン・アンド・ディスプレイショウ」「JAPAN SHOP」といった展示会に出展してきたが、マンネリ化していると感じ、ここ数年は出展していなかった。最近は「販促EXPO」など一般企業の来場者が多い展示会の方が訴求効果が上がっている。以前はインクジェットや製本機などをシステムで売る手法だったが、今は機材のために人や予算を使える時代ではない。印刷・製本業界は多角化を迫られており、機材よりビジネスを生みだす「価値」を求められている。だから、販促やプロモーション関連のアイテムは、業界の人たちには一周回って新鮮に映っているようだ。私たちも約年ぶりに出展して、懐かしい人、新しい人に会えて新鮮な気持ちで営業できた。


勝田機械販売(東京都江東区)技術サービス課

ピンクの断裁機が好評

断裁機を中心に、中古機器を扱う。今回はピンクの断裁機の反応が良かった。オーダーメイドで好きな色に仕上げられるサービスを紹介した。機器の安全性を体感してもらうことが第一の目的だが、近年は作業現場をオープンにしたり、女性の現場スタッフが増えたりしているので、このような演出も必要。この展示会は常連。来場者数は横ばいだが、外国人が確実に増えていると感じる。

出展者が挙げた競合展示会

JAPAN PACK(日本包装産業展) 2019/10/29~11/1 @東京ビッグサイト東1~6
主催:一般社団法人 日本包装機械工業会

販促EXPO 2019/1/30~2/1 @幕張メッセ
主催:リードエグジビションジャパン

page2019 2019/2/6~8 @サンシャインコンベンションセンター
主催:公益社団法人日本印刷技術協会

JAPAN SHOP(店舗総合見本市) 2019/3/5~3/8 @東京ビッグサイト
主催:日本経済新聞社

関連記事

コメントは利用できません。

 

おすすめ記事

グループ会社

全国賃貸住宅新聞社

ページ上部へ戻る